県外からの避難者のみなさんも、体育館で4日目の夜を迎えようとしている。三月も下旬に、震えるような天候が続く。恨めしい。
今日、ボランティアで体育館に行った二人の大学生。
昼食は一人二個づつのおにぎり。お茶は一人一本行き届かなかったようだ。
ご飯は、学校給食のご飯が供給されてきた。お米の支援物資の提供もある。
夕方からは、近くの浴場へシャトルバスが走った。
明日以降、避難者は増えるとのこと。体育館二階武道館を避難所に開放する予定。
避難者への支援の輪は拡がっている。
風邪薬、胃腸薬など家庭常備薬の提供も必要だ。
気がかりなのは、市内老人施設の重油不足や病院の医薬品の不足などの事態だ。今日の予算委員会で、市立病院管理者の芦川先生は、点滴もあとどれぐらいもつか、と述べられた。
今日の議会は、午前中、新年度特別会計・企業会計予算審議。共産党市議団の持ち時間は、質問と答弁の往復で10分間。
特別会計の国保会計、後期高齢者医療会計、介護保険会計の三会計に意見を述べ反対した。
「反対」は今回もまた、共産党市議団のみ。他会派は、すべて賛成した。国保も介護も市民にとって重い負担となっている。市政の大きな課題にもかかわらず、この四年間、国保の問題でまともに質問してきたのは共産党市議団だけで、他会派からは、ほとんど質問も、提案もない。
他会派の議員のブログをのぞくと、何の問題もなく「賛成可決された」かのように「さらり」と述べられているだけだ。
問題なし、とでも思っているのだろうかと不思議でならない。
三月議会は、残すところ「悪臭問題特別委員会」と最終日のみに。白根沢議員と最終日の討論準備について打ち合わせをした。
夕方、福島市在住の妻の古い友人から電話。いよいよ福島市から「原発」で退避する方々が出てきた、明日から米沢に避難したい、受け入れてもらえるのか、とのこと。
これは、いよいよ大変な事態になってきた。