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2011年 03月 28日
昨日は、町内会の総会があった。役員の段取りがよく、例年よりも早く終了し、昼前には懇親会に移った。灯油がないとのことで、総会会場のコミセンは暖房が入らず寒かった。そのせいもあってか、町内公民館に場所を移した懇親会では、みなさんお酒も結構はいって、役員の慰労と町内の懇親を深めた。
Iさんの奥さんの話。だんなさんのIさんは、「日本青年社」の県支部長を名乗る方だ。最近は、市議会に顔を出す機会もないが、以前は議会の度に傍聴席に陣取って、時には、私を「共産党!」などとやじることもあった。主義主張も政治的立場はまったく私と正反対ではあるが、同じ町内会とあって、私は彼に「近親感」を持ってお付き合いをしている。 そのIさんは、ご出身は石巻市だ。震災後は、寝ても覚めても親戚のことが気になっていて、結局親戚中が今回の津波で家が流され、無くなった方もいたとのこと。すぐに、「かれらの組織」に声をかけ、支援物資を瞬く間に集め、すでにコメ600キロ、野菜など二度石巻まで運んで、さらにコメを1トン集めているとのこと。まったく頭の下がる活動だ。日頃の「すごみ」がこんな形で「すごみ」を発揮している。 立正公正会の活動に熱心な方の話。昨日まで、仙台で仙台会の宿舎に寝泊まりして、三泊のボランティアをしてきたとのこと。 いろんな方がいろんな組織が、それこそこの国難に立ち向かおうとしていると感じる話だった。 町内公民館長を二年間努めたGさんの話。設備業をしていたが税務署に入られ、150万の追徴金で廃業した。町内でも、あの方は300万円の追徴、で借金をして税務署にはらった。あそこは、100万円。儲かっていないところからは、ビシビシとりたて、儲かっている大企業には税金をまけてやるのではかなわん、と。 そのとおりだ。 こんどの震災復興の財源について、共産党は、高速道路の無料化、法人税の引き下げの見直し、米軍への思いやり予算の見直し、政党助成金の廃止、不要不急の大型公共事業を見直す、そして、大企業に244兆円もの内部留保の中から「震災復興国債」として引き受けさせると提案している。 そのとおりだ。 三月市議会で、復興財源に「子ども手当の廃止、高校授業料無償化の廃止などは国民の理解を得られると思う」などと言い出す議員がいたが、「国民の理解はえられない」でしょう。
by ht466410
| 2011-03-28 17:59
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