19日、東京明治公園に全国から6万人が駆けつけた。「さようなら原発集会」。
呼びかけ人は、作家大江健三郎さん、瀬戸内寂聴さん、鎌田慧さん、落合恵子さん、内橋克人さん、沢地久枝さん、など著名9人。
団体は、全労連、全労協、連合系、民医連、市民団体など、幅の広い集会となった。
「新規原発計画の中止、既存原発の計画的廃止」などの一点で共同する集会だ。
しんぶん赤旗20日付け1面記事をみた。ドイツから参加した環境団体のフーベルト・ワイガー氏は「脱原発は、できるか、できないかではない。政治的にやるか、やらないかだ」と強調した。
集会には参加できなかった。
さっそく動画がアップされたので、見てみたい。
9月議会、市長は、「原発はいったん事故が起こったら人類がコントロールできない」「脱原発に進むべき」と述べた。吉村知事の「卒原発」を各市町村がどう支えていくかが問われている。
市議で原発問題を取り上げたのは4人。自然エネルギーに力を入れよ、とは言うものの、うちお二人は、「原発は火力、自然エネルギーを補完するエネルギー」とか、「脱原発と言うのは簡単、原発はエネルギー政策として必要」という。
原発が人類にとってこれほど危険なもの、とはっきりしてもまだ、こんなことを言っているのはなんだろうと思った。もしかすると、その危険性を理解できていないのかも知れない。
これまでの政権と現政権が原発を推進してきたことに未だに反省がないから、地方議員も「脱原発」と頭を切り換えられないでいるのだろうか。