昨日7日、各派代表者会があった。8月28日に臨時議会を招集することになった。市民ギャラリーと図書館の新複合施設の建設地を「ポポロ館」から「まちの広場」に変更、補正予算を議決するため。
まだ反対する議員がいるが、共産党市議団は異論はない。
市長から「米沢人が設計した教育施設」というパンフレットをもらった。市長制作とある。
五つ掲載されているうちの三つ目の海軍兵学校教育参考館。設計は現在の山下設計の創始者山下寿郎氏。
見ると正面には、ギリシャ神殿風の円柱の柱が六本。
おっと驚いた。五つ目に紹介されている旧市立米沢図書館の正面とよく似ているではないか。
新複合施設の設計は、山下設計である。
旧図書館正面の円柱のデザインは新複合施設に活かせないものか、と思う。そして、旧図書館跡に建った児童会館裏に残された二つの円柱の土台石も活用出来ればとも。
破風にはめ込まれていた桜井祐一のレリーフは、修復されて一中玄関に設置されたが、当時、修復作業にあたった鈴木実氏、桜井氏の長男の方々とは、新しい図書館が建設される日がきた時には、レリーフを原型にブロンズで鋳造、それを新しい図書館に設置したいもの、と話し合っていた。
それで、一中のレリーフはいつでも鋳造できるように、わざわざ取り外せるように取り付けてあるのです。
新図書館は、いろいろな方の思いが引き継がれた建物とする必要があるのでは、と考えています。