おはようございます。朝から、梅雨明けのように強い日差しです。
今日の議会は、午前中、追加議案の「除雪ロータリー車」購入議案の審査で産建設委員会。午後からは、予算委員会です。
先週金曜日の予算委員会は、夜9時を回って一端休憩に入り、「日を改めて」今日の再開となりました。
東日本大震災の被災三県の復興建設工事に人も、資材も吸い寄せられて、人件費、資材の値段が急上昇。前年度比で2割以上になっているものも。
山形県内の公共工事にも影響を及ぼしています。
第四中学校建設の入札も、「急上昇」の影響で、落札できずに「入札不調」に。
結果は、市が設定した予定価格が入札に参加した業者の「応札」価格を1億円上回っていた。
それで、再入札をするために、予定価格を見直し、約4億円増の追加予算が必要に。
新文化複合施設についても、予定価格を見直さざるを得ないことに。こちらも、追加予算が約4億円に。
金曜日の予算委員会。
四中の4億円の増額は了解するが、新文化複合施設の4億円は了解できない、といった感じの主張が何人かの議員から出ていました。
「市職員の緊張感が足りない」
「理解できるような資料を当局は議会に示せ」と。
で、昨日の午後、各議員の自宅に「資料」が届けられました。
四中の追加予算に至った経過も、根拠も理解できる資料です。新文化複合施設の方も。
東日本大震災で被災した宮城県では、建設工事の人件費と資材、原料の高騰で公共工事の「入札不調」が続出しています。
今日の予算委員会の議論がどう進むかですが、議論の要が何かをよく考えないと、またまた「市職員の緊張感の足りなさ」などといった議論になってしまうでしょう。
資料の最後のページに、増額分の財源について対応を示しています。来年度の市重要要望に、「国の支援」を求めるというもので、至極もっともな対応です。
共産党市議団としても、国会議員団にこの実態を伝え、国としての対応を求めていきたいと考えています。
今朝の新聞をみたら、「大きな月」は「スーパームーン」というのだそうです。