おはようございます。今朝は曇り空。少し肌寒い。
昨日は、実家の母から電話。例年の「お手伝い」の事で。84才になった母が嫁に来たときにはすでに立派な柿の木になっていた「かいさん」。何代前のおばあさんが植えたのでしょうか。「かいさん」も漢字でどう書くのか、母も分からないようです。
私が子どもの頃には、周りには何本かの柿の木がありました。よじ登っては「甘柿」を食べていたものです。でも、この「かいさん」だけが渋柿で、「さわさ」ないと(渋抜きをしないと)食べられません。
周りの甘柿ばかり食べて、「かいさん」の柿の実は、木になりっぱなしで雪が降っても赤い実をつけていたのでした。
そのうちに、甘柿の木が1本また1本と台風で倒れたり、枯れたりして残ったのが「さんかい」だけになってしまいました。
しかたなく、嫁に来てからずっと食べたことがなかった母が「かいさん」を「さわして」食べてみたら、
「うまいこと、うまいこと」と「たまげて」しまいました。それからは、毎年今頃になると「お手伝い」の電話がくるのです。
午後は、「米沢地区母親大会」へ。「花は咲けども」の長井市の影法師のみなさんのコンサートに聞き入りました。