おはようございます。今日は視察最終日の三日目。ホテルの窓からは東京スカイツリーが見えます。
今日は、埼玉草加市で「障がい者の方の就労支援」を学びます。
昨日の静岡県島田市の視察。介護保険法の改悪で、要支援1 ・2の方は介護保険制度から外れ、市町村が実施する「予防」をうたうサービスに移行することになりました。2015年から市町村の判断で実施まで3年間の猶予期間を持つ事ができましたが、猶予期間が終わる来年2017年4月からは全国の自治体で「介護予防・生活支援総合事業」が始まります。
島田市は平成28年度人口約9万9千人、高齢化率29,4%と米沢市よりも高めです。
介護保険料は基準額が月額4,550円と米沢市の5,750円に比べ安くなっています。県内でも3番目に安くなっています。
島田市では2015年4月からすでに「総合事業」に移行しています。
「実施効果」
と課題
をまとめています。
帰ったらよく検討してみようと思います。
米沢市では、6月議会の答弁では、「総合事業」をどう進めるかは「これから検討」ということでしたが、これまでと同じ介護サービス(質、量共に)を利用できるかどうかが大きな課題となってきます。
午後は、掛川市に移動。掛川市立病院と袋井市立病院が統合した「中東遠総合医療センター」へ。
両市立病院の医師不足から経営悪化、統合に至った経過の説明を受けました。病室のレイアウトなどは、公立置賜病院を視察、参考にしたとのことでした。
医師不足は、研修医の半数が研修後も残る、公募で採用したなど、医師不足、経営も改善してきている、とのこと。