今日は、議会直前の市政協議会。議案の説明や雇用対策本部を継続することなど報告がありました。
雇用情勢は、相当にきびしく、自治体で何ができるのか、何をしなければならないか、12月市議会の中心課題にしなければと、あらためて考えさせられました。
午後、昨日の継続で、失業中の50歳代の方の生活保護申請に同席。昨日は、職安の雇用対策支援でなんとかならないかと、再度、職安に向かって検討したものの、支援できるものがなく、あらためて生活保護の申請をすることに。
この10ヶ月求職活動をし続けて、なんども書類審査で落とされつづけてきました。求職活動期間の保護となりました。
対応していただいたケースワーカーの職員は、若いけれどしっかりとしてるなぁ、と思いつつネームプレートの名を見ると「S」さん。
あのSさんと関係があるのかなあ、と。
もう30数年前、ノックのゴロをさばいたショートの尾形がファーストの竹俣へ送球。
と、ダイヤモンド内まで入り乱れて練習していたサッカー部員がひとりバタリとぶったおれた。
顔面にまともに尾形の送球があたったのだった。けいれんし出した足と噴出す鼻血に「救急車だ、救急車だ」と叫ぶ声もあって、周りの野球部、サッカー部双方のみんなの顔が青ざめていた。
ところが、しばらくすると、そのサッカー部員は、むっくりと起き上がったかと思ったら、何もなかったかのように走り出していってしまったのです。
みんながあっけにとられた、あの日の細身のSさんの出来事でした。
その勇敢なサッカー部員「S」さんに再び、私が出会ったのは、議員になって議会に出入りし始めた頃で、彼は、NCVのカメラマンとして活躍していました。
相談室を出るときに、ところでと聞いてみたら、あのSさんの息子さんでした。
「やっぱりそうか」と感心しながら、みんなそんな年になったんだなあと実感した一日となりました。
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