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2009年 12月 22日
明け方に目覚めたので、外に出てみると星空。雪も降り積もっていません。ひさしぶりにもう一眠りと布団に潜り込んでしまいました。
7時過ぎに起き出すと、朝日が射し込んで空は快晴です。「ちゅんちゅん」、なんだろうと窓をみると、寒すずめ、ふっくら冬毛の「ふくらすずめ」です。 夕べは、妻が職場の忘年会、一人でいると、電話がひっきりなしに鳴り続けます。「議会が終わってから」と生活相談も含め、待っていただいた要件が一斉に押し寄せてきます。 九時半以降は、勝手に「明日にどうぞ」と決めて受話器はとりませんでした。深夜になって、何気なくテレビのスイッチを入れると NHKがカラー版の「第二次世界大戦」をやっていました。そのまま見ていると、どうも以前見たような気がします。視聴覚センターにも揃えてありますが、以前放送したモノクロ版「NKH映像の20世紀」のカラー版リメイクのようです。 二夜連続で「第二次世界大戦」を放送するようです。ヒトラードイツの欧州侵略と日本のアジア侵略の歴史を映像で記録したものです。戦争とは何か、を正面から「歴史の事実」として捉えた番組です。今夜も、見たいと思っています。 さて、12月議会も昨日、閉会しました。 ただし、問題を残した最終日と感じました。 政府に対し3件の「意見書」を提出しようと、議員発議で議案が上程されました。 うち二件は、議会も委員会も終了した先週末に、何人かの議員名で提出されたものです。 一件は、山大工学部の有機EL関連の来年度予算要求が、例の事業仕分けで「廃止」とされたことから、国に対して予算復活と支援を求めるという内容のものです。 もう一件は、「永住外国人に地方参政権を付与することに反対」というものです。 どちらも、事の中身は重要なものです。それだけに、どうして、議会最終日に、本会議に一発勝負のように出してくるのだろうかと思うわけです。 議会ですから、意見の違いはあって当然です。だから、違う意見や考えをよく聞いてみて、こちらの意見も開陳して、意見や考えの違うところを明らかにしていく、あるいは、違いを埋めていく作業が議会なのだろうと思います。 国に意見書を提出する場合は特に、それを踏まえた上で、多数決をとらなければならない時は決をとって議会の意思を確認し、「米沢市議会の意志」として議長名で国に意見書を提出するということにする必要があると考えます。 そうした、議会内での議論をほとんどしないまま最終日に、「多数で決めて」しまうというのは、賛否は別にして、「議会とはなんぞや」ということをよく考えていないのでは、と感じました。 こんなことが、あたり前のようになれば、議会最終日当日に、二人以上の議員で、発議の内容も吟味できないまま、場合によっては、吟味させまいとして「多数」で押し切ることもできるということです。 有機 ELの事業も、国に支援を求めることは至極もっともな事。ただし、自治体が国に支援を要請する場合は、当然大学が要請する場合と違った角度から要請する課題もあるはずと考えています。国に要請すると同時に、今後、県や米沢市がそれぞれ、自治体として、どのような支援の仕方が求められているのかなどについて、議会も当局と一緒に考えていく必要があるのではないかという問題提起をしたつもりです。 クリスマスが近くなって、見かけた風景。大きなサンタとスノーマンが工事現場を照らしていました。さて、いったいここはどこでしょう。
by ht466410
| 2009-12-22 11:19
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