5月30日、「守大助さんを守る置賜の会」が結成されました。「守大助さん」のことは、「仙台の病院で筋弛緩剤を患者に投与した事件」と言えば、かすかに記憶にあるという方が多くなってしまいました。
事件が起きたのは、2001年でしたから、すでに9年が経過しています。一審、二審、最高裁と無期懲役の判決で、現在、彼は千葉刑務所の独房で服役しています。
弁護側は、裁判で警察の「鑑定」に重大な疑問を投げかけ、守さんも一審から一貫して「無実」を訴えてきました。
全国に「守さん」の再審を求める会が結成されてきました。県内では、この置賜の会が最初。今後県内各地で会を結成する予定になっています。
「仙台・北陵クリニック事件」は、逮捕直後の取り調べから、守さんが「やっていない」と何度言っても、捜査員が「おまえがやった」怒鳴りつづけ、警察の「鑑定」も重大な疑問が残るもので、足利事件とよく似ています。
会は、多くの市民のみなさんが参加して結成されました。全国各地の会とともに、「守さん」を一国も早く救出するために活動していくことになります。