8月9日、臨時議会がある。昨日は、各派代表者会、議会運営委員会を開き、議案説明などがあった。
第四中学校で耐震診断を実施。「危険校舎」と診断が出た。計画より1年半前倒しの平成26年開校めざし建て替えることになった。
グラウンドに仮設校舎を建設しながら、仮設ができるまでの来年一月まで、急遽、市営体育館を間仕切って作った教室で二学期から授業を受けることになった。
昨日の終業式は、市営体育館だった。帰り際の四中生に出会った。引っ越し、体育館での授業、仮設校舎といろいろ大変なこともあると思う。が、がんばって欲しい。
臨時議会の補正予算に、仮設校舎賃借料約2億円が計上された。
産業建設委員会を傍聴した。
仮設校舎にも、国庫補助などあるのかと思ったら、仮設校舎には出ないらしい。財源は一般財源(市の持ち出し)となっている。
校舎を建て替えるには、仮設校舎がなくては建て替えられないと思うのだが。国の考えはそうではないらしい。
もう一つ、気になった一件があった。「大型店舗の出店を規制しよう」と都市計画で出店規制区域を設定することにした、というもの。
中心市街地の空洞化問題に対抗する施策と、「大型店の出店規制」は福島県などで実施されてきた。
共産党市議団でも「規制は必要」と取り上げてきた。で方向性には歓迎したい。が、何か唐突すぎるのではないかという思いだ。これまでの経過など、この間報告などもなかった。
まかり間違えると「出店規制」が「出店にお墨付き」を与えかねないことにもなりかねない。
要注意だ。
パソコンを入院させた帰り道、高畠の旧長谷川製糸工場前にさしかかった。ふと見ると、工事車両がある。解体されて、二棟だけ残った製糸倉も中はがらんどうのように見えた。解体されるのだろうか。
10年ほど前、産業遺産問題に取り組んだ。その時、日本産業考古学会のみなさんが、長谷川製糸も見たいと、ご一緒したことがあった。当時は、まだ工場の棟がほとんどが残っていた。社長の長谷川さんに製糸場跡など案内していただいた。
映画「ああ、野麦峠」のロケ時の女優大竹しのぶなどのパネル写真などもあった。
貴重な地域の産業遺産がまたひとつ失われてしまうようです。