議会は、新年度予算審査に入った。明日の準備と、あれこれ資料をめくっている。
2月24日のしんぶん赤旗の記事
歯科医院は、診療報酬の安さに歯科の「医療崩壊」状態が続いている。
田村議員は、派遣切りなどの問題を取りあげる中で、派遣社員を含め、低所得世帯に「歯医者にも行けない」事態が広がっていると告発してきた。
高齢者の「8020運動」は「80才で自分の歯を20本以上」で健康な生活をという運動だ。が、実際はなかなか進んでいないのが現状だ。
先週、そうなんどもキャンセルしては、と議会の合間をぬって、近所の歯医者へ。
先生が話しかけてきた。
「今度、米沢市も一年生まで医療費無料になるのですか」
「はい」
「市から送られてきた資料を見たら、川西町は、中学校まで無料なんですね」
「そうなんです。周辺の町と差が出でしまっているんです。」
「三月になると、一年生にあがる子どもさんをお持ちの親御さんから、三月中に治療を終えるようにしていただけませんか、といった駆け込みがあるんです」「私たちも予防が大事と考えていて、頑張りますので、よろしくお願いします」、と。
共産党市議団は、これまでも、子どもの医療費無料化の拡大を県や市に求め、議会でも取りあげてきた。昨年9月議会でも、周辺自治体が対象年齢を引き上げる中、米沢市が就学前にとどまっている結果、周辺自治体と「格差」が出てしまっていると指摘した。
新年度から、小学一年生まで拡大すれば、入学後の歯科検診で虫歯があれば、治療に行きやすくなります。
とりあえずは、予防という点で言えば、一年生まで引き上げたことは大きな意味があると考えています。
引き続き、子ども医療費無料化の対象年齢の引き上げに取り組んでいきたいと考えています。
明日の予算委員会では、原発避難者のみなさんから要望が出ている「子ども医療費無料化」を米沢市でも「窓口負担なし」で受けられるよう質問することにしています。