午後は、看護学校の戴帽式へ。入学して、一年半が経ち、式を終えると、臨床研修にはいることに。看護師の道を一歩進むことになります。
会場に向かう階段を登っていると、下の方から聞き覚えのある声が。高校の同級生で、今は病院の事務長。
元気か、とお互い声をかけあった。彼は、陸上部、200メートルを得意としていた。狭いグラウンドで、うちら野球部のダイヤモンドを当たり前のように駆け抜けていて、時々、打球が飛んでこないのに「危ないっ」と大声で叫んで彼らを牽制していたものだった。
式は、彼の司会で進行した。
病院長でもある学校長は、「看護師不足。県内に就職し、地域に貢献してほしい」と挨拶。
続いて、医師会副会長も、同じく地元に残ってほしい、と述べた。また「税と社会保障の一体改革関連法」が成立したが、社会保障をどうするかは、全く不透明なままだ、と注文をつけた。
同感です。
市立病院の研修生担当主任の来賓あいさつがあった。「ナースキャップ」は「博愛、責任、清潔」の象徴と、述べた。
初めて知りました。
その後、懇談会がありました。再び学校長のあいさつがあって、
「看護師は何を基準に病院を選ぶか」
「給料が高いかではない。医療の質です。質の良い病院を選ぶ」
と述べました。
戴帽式を迎えた学生の父兄から、こもごも看護師の道を選んだ動機などが語られました。
そして、学校長が述べた「医療の質」に、改めて「なんだろう」と考えながら、そして「30期生がんばれ」と願って看護学校を後にしました。
いただいた資料です。
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