今日の議会は、市政協議会。25日から始まる3月議会の議案などについて、当局から説明がありました。
新文化複合施設建設の追加工事の補正予算が、2月5日臨時議会で否決され、その際、否決した議員から説明を求められた何点かについても報告がありました。
「3800万円の減額」を当局が提案したことに対し、否決した議員は、「3800万円の内訳と根拠を示せ」と求めていました、「3800万円減額できるなら、設計全体を見直して、もっと減額すべきではないか」とも述べていました。
当局は、今日の説明では、コンクリートに混和剤を入れない、天井材をステンレスからスチールに変更するなど金額とともに「3800万円の内訳」を示しました。
これで、否決した議員のみなさんも、納得するものと聞いていました。
しかし、今度は、
「そんなことをして耐久性など、大丈夫なのか」「そうして減額できるのであれば、減額できるような設計をした設計業者がおかしいのではないか」と言い出す始末に。
この間のやりとりと、今日のやりとりを聞いていて思ったのは、補正予算を否決した議員は、当局が提出する新文化複合施設建設に関わる予算は、内容がなんであれ、今後も賛成はしないだろうということです。
2.5臨時議会で「否決したこと」に「これまでも最初から反対してきました」と述べて「はく」をつけているぐらいですから。
「図書館建設そのものに反対するものではないが」などと前置きを並べていますが、「図書館建設阻止」が本音のところなのでしょう。ここまで反対してきたこともあって、今更「賛成」もできないと言ったところなのかもしれません。「賛成」したら、メンツが立たなくなるでしょう。
仮に、賛成してもメンツが潰れないようにするにはと考え始めているとしたら、臨時議会で「否決」したことも含めあれこれの責任はすべて「市長にある」とすることしかないでしょう。
市民などそっちのけの議員の「メンツ」探しの議論が始まるような気がしてきました。