こんばんは。すっかり春の陽気の一日でした。午前中はあちらこちらと用事を済ませ、午後からは、机に向かって実務をこなしています。
昨日の「避難者なんでも相談会」には、午前中どっと相談者が訪れ、午後になってからは三々五々といった感じでした。共産党市議団も白根沢議員と二人で、くらしに関わる相談に対応。渡辺ゆり子県議も山形から駆けつけてくれました。
相談内容は、「原発事故の損害賠償」について16件、「くらし、生活」について14件、雇用について1件、健康・医療について8件となっています。
「原発事故損害賠償」の相談には、米沢の二人の弁護士が対応してくれました。手弁当です。相談会が終わって話をうかがうと、米沢に避難している世帯の約半分の250世帯が「損害賠償裁判」の原告になって裁判を闘っているとのこと、自主避難者の方も「原子力損害賠償紛争解決センター」、いわゆる「原発ADR」で解決できている事例が最近は多くなっていることから、ぜひ申請してほしいとのこと。
くらしの相談では、「借り上げ住宅の住み替え」「雇用促進住宅のお風呂にシャワーがない」などいろいろと苦労されています。
しかも、福島県にも改善を要請しても、なかなか進まないとも。
3.11から三年が経過し、まだまだままならない事態が続いていることを思い知った相談会でした。ひきつづき解決に力をつくしていきたい。