こんばんは。帰りの新幹線が車両の故障で運休に。一時間半待ちでようやく帰路に。疲れるー。
最終日の視察は、相模原市(人口は横浜市に次ぐ神奈川県第二)の「子どもの権利条例」の制定と「子どもの権利相談センター」。
「子どもの権利条例」を制定すること自体全国でも数少ない先進事例です。「子ども相談センター」を設置し活動をし始めたのは最近のこと。
弁護士など「人権救済員、相談員」などスタッフをそろえ、子どもと親のいじめにかかわる問題の解決に当たり始めています。
子どもの権利条約に従って条例を制定していること自体、見るべきものがあります。国でさえ、後ろ向きな中でとかくすると自治体の条例など政権与党の議員が多い場合は、あいてにされないのが現状です。
相模原市の場合、いじめ事件が条例制定の発端となった経過はあるにしても、担当課の相当な危機感と「子どもをまもらなくては」との使命感があったような気がしてしてなりませんでした。
今後の取り組みとして「子どもの貧困対策法」「子ども・若者支援法」についても触れられていました。
子どもの権利条約をどう市政に活かすか。問題意識があった課題だっただけに、大いに刺激になった視察でした。