こんばんは。今日から三日間、議会民生常任委員会の視察です。
初日の今日は、栃木県小山市の「新小山病院」を支える健康課の取り組み、について学ぶのが目的。地域医療の課題に、市民が当事者としてどう関わってきたか、という公立病院が公立病院としての存在意義を具体的な事業と実施しているか、ということを学ぶ。ここがポイントでした。
小山市は人口約16万人。東京圏に近く、一時間の通勤圏内。高齢化率は全国、栃木県よりも低く23パーセント台。
新小山病院は昨年平成28年、TDk所有の18ヘクタールの広大な栃木県を購入、建て替え。支援施設健康医療介護支援センターを隣地に整備している。
支援センターは、地域医療を地域で完結できる仕組みをつくり、そのために建て替え後の市立病院を経営・運営の角度からサポートする市民参画の組織「小山の地域医療を支える市民会議」を立ち上げ、小山病院の運営に大きく貢献している事が、担当課「健康推進課」から説明がありました。
米沢市のこの間の病院建て替えに当たって、「市民参画」この観点が全くと言っていいほど抜け落ちていまいか、と考えざるを得ません。
期待した以上に期待できた視察一日中目でした。
明日は岐阜県の下呂市の市民病院の視察です。ローコストで建設した病院の事例。