おはようございます。視察の2日目の宿泊は平洲先生の東海市。姉妹都市とあって、昨夜の夕食には市長、教育長、議長、厚生委員会委員長、議会事務局のみなさんから歓待と懇談。
いろいろな話の中で、東海市も米沢市と同じく沖縄市
と姉妹都市と知りました。
東海市では、ここ10年近く中学三年生の修学旅行の一日を米沢市にあてていて、平洲先生と鷹山を知る学習をしています。
もう一つ、中学二年生は「平和学習」で沖縄市へ派遣し、学んでいるとのこと。米沢市でも沖縄市に三年に一度、広島、長崎、沖縄市の順で三年生を派遣。市内8中学校から各校一名の代表者。
東海市は、各校の代表者でなく、二年生全員の派遣。予算一億円。
びっくりです。米沢市の平和都市宣言事業がしぼみ始めているのに比べたら、本当に驚き。
昨日の視察は、岐阜県下呂市の下呂市金山病院。平成24 年に老朽化で改築。99床で19 億円。
「ローコスト」で建築した事例とされている。
当初の見積もりは、30億円。この額に、議会は2年間、市財政への負担の重さを懸念。NPOとアドバイザリー契約を結び、見直し。20億円の建設費に。
「20億円」は決算額から、建設後の運営費を考えての額とのこと。
下呂市には、もう一つ県立病院下呂温泉病院があるが、30キロの距離。役割分担をしているとのこと。
建設費の「ローコスト」で仕上げた工夫、に加え看護体制、あえて療養床を残すなど、下呂の地域と下呂の市民に必要な医療を、と考えて改築された病院、との印象でした。
昨日に続き、気づきの多い視察でした。
視察三日目の今日は、午前中は、東海市の「健康づくり」事業について。米沢市が始めようとしている「健康長寿日本一」に活かせるところをしっかりと見てみたい。
午後は、桑名市へ。桑名市立病院の視察、と続きます。
視察先に新聞社から選挙終盤戦の情勢と投票率などについて電話がありました。二日間の「休戦状態」に、問われても回答できません。