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2009年 03月 08日
3月5日の議会運営委員会、焦点は、開会中の3月市議会に追加で上程されることになった「川西町・米沢市法定合併協議会設置」議案を「委員会」で審議するか、しないかということでした。
通常、議案は、本会議で市長が提案した後、委員会に送られ審議されます。委員会で賛否を採決し、その結果を委員会の委員長が最終日の本会議で、委員会の審議で出された質問内容や意見を全議員に報告、あらためて全議員で賛否を採決し、多数決で議案を決していくということになっています。 委員会で審議する理由は、委員会では、議員の人数も七名と少人数で、質問回数も制限がありませんから、十分な審議が保障されるからです。 市民のみなさんが提出される請願なら、なおさらのこと委員会で慎重に十分に審議する必要があります。 「法定合併協議会設置議案」の審議も、通常どおり委員会で審議するのが「当たり前」のことです。ましてや、市民にとって一大事の合併問題の議案です。 ところが、「(議案が可決されることは)決まっている。委員会で審議する必要などない!」と、合併賛成派の議員のみなさんが次々に言い出すありさまです。 私は再三、「委員会で十分に審議を」、「市民のみなさんに審議を通じて法定協議会を設置するとは、どういうことか、明らかにする必要がある」と発言。 最後は、合併賛成派の議員のみなさんは、「法定協議会を設置するだけの議案、多数決で決めよ」などと押し切ってしまいました。 「法定合併協議会」を「設置」することを「設置するだけ」とあまりに軽く考えていることの重大さにこの人達は考え及ばないのだな、民主主義のイロハをわきまえない人たちだな、と心の中でつぶやいてしまいました。 「法定協議会」がスタートすれば、協議会の委員には、だれでも自由に応募できるのではありません、合併賛成の市長が選ぶ委員ですから、委員会は、合併推進派の委員が独占することになります。 そこで、すぐさま合併の期日、新市の名称、新市の計画、新市をどこに置くか、の検討に入ることになります。市民にとって一番肝心なさまざまな市民サービスの水準をどっちに合わせるかは、時間がかかることなので「合併してから」と後回しに、「サービスは高い方に、負担は低い方に合わせる考えです」などというのが、全国どこでもやられていることです。 【写真は新庄最上地域の法定合併協議会、合併が必要か、必要でないかの議論どころか、第二回目で早くも合併期日を決めてしまった。】 市民には、「法定協議会で決まったこと」を「これでどうだ」と説明することになります。「デメリットは合併すれば、解決できる心配するな」と。 「法定合併協議会」とは「行き先はバスの中でみんなで話し合って決めましょう。楽しいことだけは請け合い、まずはご乗車を」と宣伝するが実際は、「合併行きのノンストップバス」といったところです。バスに乗り込んでから「こんなはずでは」と思っても後の祭りということになります。 合併賛成派の議員のみなさんの「法定合併協議会」についての言い回しは、全国各地で誤解を招く言い方、こんなはずではなかったと批判されてきた「模範解答」のようなもので、聞き飽きた「三百代言」です。 滅入る気分には良薬と思い平原綾香のニューアルバムを聴きながら、(ちなみにアルバム名は、「Path of Independence」)6年前の川西・米沢の合併協議会議案を議論した当時の「ひさし通信」を読み返しています。
by ht466410
| 2009-03-08 09:33
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